About ABQC
あと施工アンカーによりモノを接続する、その目的は大きく二つに分けられます。
構造物と構造物の接合
建築物では耐震補強に限定して短期許容耐力が認められている。
土木構造物では各機関ごとに設計指針が定められている。
構造物と機器等の接合
設備機器据え付けとして、建築・土木分野で多く用いられており、各機関での設計指針が出されている。
それぞれ使用される目的は異なりますが、あと施工アンカーの基本は同じであり、各機関の要求に対して安全を確保するためには、構造物を理解し、技量向上に努めることが安心・安全に繋がります。
上記「建築基準法第1条:目的」の一文、「最低の基準」について、設計者はこれを遵守する責任があります。
ただし、これは決して「この基準を満たしていれば良い」というものではなく、それ以上の値を達成すべきです。
また、ここに示されていることを理解して、大自然の諸現象を謙虚に受け入れ、少なくとも決められていることは確実に実行し、決して偽装・忠実義務に違反することなく、たゆまぬ研鑽を続けること以外に信頼を受ける術がないと考えます。